ALF202240th Anniversary Edition

1/12 Scale Electric Powered Racing Car

ALF2022 40th Anniversary EditionIntroduction

「生ける伝説」R/C界のレジェンド広坂正美の原点

アルフは、後に【生ける伝説】と呼ばれるほどの絶対王者となった広坂正美がRCカーの全日本選手権参戦時から使用し始め、初の全日本チャンピオンになるまでの約5年間、共にレースで戦った伝説の原点となるクルマ。 シャーシ、アッパーデッキ、サスアーム等、車体を構成する大半の部品は正美の父、広坂正明の手作業によって作られた。FRPやポリカーボネートの板材から、ノコギリで一つ一つを切り出し、ボール盤で穴を開け、部品をすり合わせ1台のクルマとする。地道で複雑な工程のため、1台を作る労力と時間は想像を絶するものであった。 なぜ手作りにこだわったのか?それは兎にも角にも勝つためであった。父と正美にはチャンピオンを獲るという明確な目標があり、そのための方法論として父、正明は「チャンピンになるには、市販品より優れたものでなければ勝てない」と考え、市販品を凌駕する究極の高性能を目指しアルフを設計、製作した。 そのアルフをもってしても全日本選手権制覇は簡単なものではなく、幾度と涙をのんでいたが、毎年のようにブラッシュアップされ、驚異的な速さを発揮するようになったアルフとともにチャレンジすること5回、1986年にようやく全日本チャンピオンの座を獲得。 後の「生ける伝説」もこの時ばかりは放心状態だったとのことで、記憶らしい記憶は残っておらず、父の喜ぶ姿だけを鮮明に覚えているという。 広坂親子にとってアルフは原点であり、そして頂点へ導いてくれたマシン。 そのアルフが40年の時を経て甦る。

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1986年の全日本選手権で悲願のチャンピオン獲得

全日本選手権に参加し始めてから5年目の挑戦であった。アルフはこの大会を最後に引退となった。

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全日本選手権に参加した歴代ALF

右から1982年、1986年、1985年、1983年で使用したマシン。1982年は初挑戦の年、1986年は初優勝した年。

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表彰台を獲得し雑誌の表紙を飾る

1983年度の全日本選手権で3位に入賞し初の表彰台を獲得。ALFと共にモデルジャーナル(電波実験社)の表紙に掲載された。

  • ALFの名前の由来

    アルフという車名は、当時我が家で買っていた犬に由来します。私が生まれる少し前に父が譲り受けた「ピレニアンマウンテンドッグ」という超大型犬種でした。血統名にアルファンド、とあったことから家族からは「アル」と呼ばれていました。

    大きな体と穏やかな性格で、まだ子供の私にとっては頼りがいのある存在でした。とても優しく賢い犬で、幼い私がどれだけいたずらや悪さをしても決して怒らず常に傍らにいてくれました。

    そのアルは、わずか4歳で病によって天に召されてしまいましたが、私たち親子がチャンピオンを目指すと決めた時、傍らで見守っていてほしいとの願いを込めて父が生み出したマシンに「ALF」と名付けることを決めました。「ALF」はマシンの名前であると同時に、私たち親子、家族にとって特別な意味を持っているのです。

ALF2022 40th Anniversary EditionFeatures

ALF2022 | 40th Anniversary Editionとは

「アルフは量産車ではない」全てのスペシャリティがこの一言にある。当時と同じく、広坂正明が設計しハンドメイドによって仕上げられる、1台として同じものの無い究極のプロトタイプ。そして広坂正美本人以外には、どれだけ頼まれても塗装されることの無かった百武デザインによる門外不出の正美カラー。
シャーシもボディもまさに現代のアルフと呼ぶにふさわしい。最も初期のType-1をベースに40周年を記念したリファインを加えた、最古にして最新のスペシャルモデル。

絶妙なしなりを生むFRP製メインシャーシ

ALF2022のために広坂正明がイチからデザイン、1枚1枚手作業で切り出されるメインシャーシは当時と同じく鮮やかなレッドに。走行特性への配慮にも抜かりはなくデザインと機能性を高いレベルで両立。

他に類の無いハンドメイド・スペシャル

アーム類やアッパーデッキなどはそのひとつひとつがポリカーボネイトから切り出され加工されたハンドメイド。シャーシとして組立てられる際には、広坂正明に本人によって全てのパーツのすり合わせが行なわれ、各部のクリアランスや可動域などが調整・適正化される。

百武デザインによる真の正美カラー

ボディはカット・塗装済。塗装は広坂正美のペインター百武氏にる正美カラー。これまで広坂正美本人以外には決して塗装されることの無かった【百武氏による正美カラー】のボディがALF2022と同じく33枚のみ用意される。

プレミアム感あふれるゴールドカラー

アッパーシャーシブレースや前後ナックルなど、削出しアルミパーツはゴールドアルマイト仕上げ。ビス類はゴールドメッキ仕様。シャーシ全体のプレミアム感を高め、ルックスをグッと引き締める。

削り出しホイール&正美セレクトタイヤ

当時を再現したホイールはコストを度外視したナイロン樹脂からの削り出し。往時の雰囲気を感じさせるデザインながら抜群の強度と精度を両立。タイヤは広坂正美が多くのサンプルからテストし決定したもの。当時に合わせた前:44mm/後:48mmへのサンディングと接着を広坂正美が担当。

各種メカ類を搭載した完成済モデル

シャーシの組立て加工の他、サーボやESCなどメカ類も搭載・接続済み。送受信機を用意するだけで即走行可能。当時のままにデザインされたサーボマウントはG-FORCE製 GDS-0812に最適化された専用設計。ESCとモーターのワイヤリングやコネクタのハンダ付けも広坂正明の手で仕上げられる。

ALF2022専用ESC

BLC50 MASAMI EDITIONをベースとし、ヒートシンクをグリーンアルマイトに。搭載されるモーターに合わせ出荷時プログラムは21.5T用。ALF本体に搭載される物のみ、全世界に33台限りのスペシャルモデル。

専用刻印入りオリジナルモーター

ALF2022専用の21.5Tモーターには、広坂正明本人を表すイラストのレーザー刻印が施される。ESCと同じ専用のグリーンアルマイト。こちらも車体と同様、世界限定33個のみ。

MASAAKIオリジナルラベルLiHVバッテリー

昨今の1/12事情に合わせた薄型ショートバッテリー。鈍い光沢を放ち重厚感のある専用デザインのラベルを貼り付け。バッテリーは7.6VのHV、3500mAhの大容量。パワフルで走行が伸びやかな走りを可能に。

テクニカルデータ

全長 330mm
全幅 170mm
全高 90mm
ホイールベース 200mm
フロント ドレッド 140mm
リヤ トレッド 130mm
タイヤ幅/径 フロント 25/44mm リヤ 37/48mm
サーボ ジーフォース GDS-0812デジタルサーボ
モーター  ジーフォース MASAAKI仕様 限定モデル
スピードコントローラー ジーフォース MASAAKI仕様 限定モデル
バッテリー ジーフォース MASAAKI仕様 限定モデル
ボディ KAWADA製 1/12軽量ザウバーメルセデス TYPE-AD 百武デザイン塗装
全備重量 750g
走行に必要なもの 受信機、送信機、充電器(バッテリー充電用)
販売価格 ¥330,000(税込)33台限定生産

ALF2022 40th Anniversary EditionINCLUDED

内容物について

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専用桐箱に入れてお届け

創業74年の老舗『北村木箱株式会社』様に依頼し、ALF専用の桐箱を日本国内で生産。1つ1つ職人の手によって作られている。

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広坂正明意匠&ALFロゴを印字

正明のグラフィックは正美の実弟、広坂光美(みつみ)が担当。ALFロゴが印字されることで、より高級感溢れる仕上がりとなっている。

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正美直筆サイン入りメモリアルフォトを同梱

伝説の親子2人から1枚ずつ購入者の方に向けた直筆サインを添えてプレゼント

※画像はイメージのため、変更になる場合があります。

内容物:ALF2022本体(モーター、ESC、サーボ、バッテリー搭載済み)、専用桐箱、ALF2022分解図、正明&正美サイン入りメモリアルフォト

ALF2022 40th Anniversary EditionGallery

ALF2022の販売について

販売価格/生産数

330,000円
33台限定生産

受注期間

2022年7月15日(金) 12:00〜8月19日(金) 17:00
※予定数に達し次第終了

納期

2022年12月発送予定
※生産状況により遅れる場合があります

購入後のアフターサポート窓口について

お電話でのお問い合わせ
サポートダイヤル:03-6206-0059
電話受付:月曜日〜金曜日(祝日・夏期休暇・年末年始を除く)
受付時間:10:00〜12:00 14:00〜16:00
(弊社での修理・調整は行っておりません。予めご了承ください)

メールからのお問い合わせ
下記お問い合わせフォームからお願いします。
https://g-force.co.jp/form/gforce-hobby/index.html
※アフターパーツ販売や修理等はRCショップひろさかで行います。
http://www.hirosaka.jp/